「攻め不足で仕上がり」なんてコメントを鵜呑みにしたら、結果は3馬身差の圧勝劇、攻め不足を物ともしない力で圧勝したのか、はたまた圧勝が当然のデキにあったのか。
専門紙・スポーツ紙に掲載されているような厩舎コメントは全てとは言わないが、半分以上はアテにならない。
ライバル厩舎を欺き油断さえるためのカモフラージュする場合もあるし、それとは別の事情で真実を語らないということだってある。
私は以前に某地方競馬場で不可解なレースを目のあたりにした。デビュー後2戦が勝ち馬に1秒以上離されての惨敗、当然すべての専門紙の予想は無印。
さらに騎乗しているのは三流ジョッキー、厩舎サイドのコメントもこの上ないほどの弱気。
まったく買い材料がないのだが、結果はその馬が直線で楽々と抜け出しての完勝。
場内は当然のことザワメいたが単勝オッズは120円、馬連は2番人気との絡みで270円、この馬に関して理不尽と言わざるえない過剰投票があったのはまず間違いない、デビュー後惨敗を続け、弱い弱いと思わせ、三流騎手を乗せる念の入れよう、関係者が全ての客を欺いたと見るのが自然のレースだった。
ご存知の通り、中央競馬、公営競馬関わらず日本の競馬では、調教師、厩務員、騎手は馬券を買うことはでいないが、馬主は馬券を買えるのである。
野球やサッカーさらには国技となっている大相撲ですら過去にダーティな事件はいくつもあった。
ましてや大金が動く公営ギャンブルならなおさらのこと。不正がなくなることはきっとないだろう。
悔しいかな不正は、正当なる競馬ファンの手の及ぶ範疇にない。
主催者に不正抑制の努力をしてもらうしかないのである。
「競馬は公正にやっている」といっても誰も信じる人がいなくなる時代だけは来て欲しくないものである。
大井の重賞でレース中に骨折し、安楽死処分になった馬のことを思い出した。
この馬の脚部不安はかなりひどいという噂は南関東の競馬関係者の間では浸透していた。
しかし、その馬はレースに使われ、ゴール板を向かえることなくこの世を去った。
しかもこの馬は厩舎サイドが脚部不安を認識しながらもレースに使っていたのに、その馬は1番人気に推されていたのだ。
私はひどく悲しかったし、競馬の不条理さを感じた。これはサラブレットへの冒涜、競馬ファンへの冒涜と言ってもいいほどの事象だった。
残念ながら一般の競馬ファンは調教や厩舎を直接取材するといったことはできない。
正しかろうが、誤っていようが情報といった面では専門紙を頼るしかないのだ。
日本の競馬は、完全なる公正とは言えないのが現状だ。
ユウシュンプロダクションには調教師、厩務員といった南関東競馬サ-クル関係者に強いコネクションがある。これを生かして真実情報を掴み、少しでも皆様のお役に立てたら幸いである。
南関東競馬班が語る公営競馬の真実
株式会社ユウシュンプロダクション
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